北海道ロックフィッシュトーナメント

北海道ロックフィッシュトーナメント2012
7月7日(土)前夜祭/7月8日(日)大会

“北海道ロックフィッシュトーナメント(RFT)”は10年目の節目となる2012年で惜しまれつつ、ファイナルを迎えることとになりました。
昨年に続き今年も『東日本大震災義援金』として参加費の一部を被災地へ寄付されました。


START

ロックフィッシュがターゲットのアングラーの中で室蘭というエリアは、サイズはもちろんの事、魚のストック量が多く、沖堤・陸っぱりを問わず広い範囲で魚の顔を見る事ができるため、年々人気が上昇中。
陸っぱりで釣れる魚はボートゲームで釣れるようなグッドサイズが当たり前!しかもその沖に位置する防波堤なら!というそんな魅力あるエリアだからこそ、尚更人気があるフィールドでありイベントの一つなのでしょう。

今大会は120名を超える参加者が集結、5:30に防波堤への渡船が完了しスタートフィッシング!
参加者の皆さんは思い思いのポイントへ向かいますが魚の着きどころを把握されていたのでしょうか?いつもアングラーが集中するディープが絡む先端ではなく、反対のシャローを多くの参加者はポイントとされていました。

朝一の内海で地合的に魚が釣れた後、バイト数が減ったタイミングで西川さんが外海へひたすらデスアダーの遠投を繰り返していたところ、いきなりロッドが弓なり。実は狙っていたヒラメ!サイズは68㎝!!


水面下50cmのライン際をジグヘッドのダートメインのリアクションや海底基礎ブロックのスリット内をリフト&フォールなどで釣果を出したデスアダーとアンビレッグ。
また港内の地形変化(窪みや海藻など)を探りながらは効率は悪いが、かなりの確率で釣果を上げておられました。


RESULT

ファイナルとなったRFTのラストを飾った上位5名。
優勝:林誠3880g、2位:兼田大資3360g、3位:大須田拓也2955g、4位:下山誠2880g、5位:白取裕也2785g

ソイの釣果が多く全体的にウェイトは僅差、サイズの良いソイで揃えるもしくはアブラコのみで揃える事が上位に食い込むキーポイントとなりました。


グッドサイズが釣れる大会で、ウェイインを見ているだけでも楽しく興奮しますが、魚を釣ることの難しさを痛感しました。まだまだ発展途上、そして奥深さがある釣りジャンルの為、内から生まれる探究心がそうさせているのかもしれません。
参加者やスタッフのみなさんと楽しくも切磋琢磨をしながらスキルアップや純粋に釣りを楽しむことができる大会は惜しまれつつ幕を閉じました。
このような場を創り上げていただいたこの10年間、感謝する参加者は多かった事と思います。ありがとうございました、お疲れ様です!