同船釣行/松下雅幸 2008

-松下 雅幸 – ガイド業の傍らマッドボール発売、トーナメントは米FLWコアングラー部門チャンピオンシップ出場!

嶋倉さん&天利さん

今回の舞台は利根川。ゲストは霞ヶ浦など関東のフィールドでボートに岸釣りにと釣行を重ねている天利さん&嶋倉さん。オカッパリでは何度も利根川を釣っているが、ボートでは初めてということで、松下とともに力を合わせて難易度の高い利根川バスに挑みます。オカッパリの雄と敏腕ガイドは、果たしてバスを獲ることができたのか?


北総マリン 今回お世話になったマリーナ。ボートレンタル・駐艇・利根川ガイドなど、利根川のバスフィッシングをトータルにサポート。関東有数の規模を誇る昇降スロープも完備。

いきなりグッドサイズ出た!

6月15日、強風&曇天の中、釣り開始。消波ブロックと乱杭が並ぶエリアに到着。トップで攻めるには波気立ちすぎる感じ、スピナーベイトとテキサスリグで撃っていく。とある杭周りにデスアダーホッグを沈めた松下に40cmクラスがヒット!

ROD:サイドワインダーHGC-65HFスペックルレーサー
LURE:デスアダーホッグ4inch#29ジューンバグ+Reinsタングステン
バレットシンカー5.0g

「もしかしてボウズかも?」とイヤな予感がしていたという松下、胸をなでおろした様子。しかも関東ではなかなかお目にかかれない40cmクラスがいきなり出現しただけに、船上少しだけ「今日はイージーなのか?」とウレシイ予感!

しかしその後は一切反応ナシ。風も強まる一方なので、風裏となる流入河川に入ってみる。

ちょっと釣ってみるが、上流は前夜の雨で濁りが迫ってきており、諦めてUターン。利根川合流点まで戻って、とある水門付近を流してみる。ここはゲストのお二人も過去にいい釣りをした経験があるという場所だけに、期待大。

水門前を通過。そのときバックシートでホッグ系テキサスを撃っていた天利さんにヒット!ファイトのあいだに嶋倉さんのストレートワームにもヒット!
突然のラッシュ!サイズにはまだまだ納得できませんが、これで全員バスを手にすることができた。

ボラの稚魚が水面を泳ぎ、時折バスが追っているのも見えるため、松下がロングノーズウェーバーで流していたのだが、これが活性を上げたのかもしれない。


マッドボールに40UP!

サイズアップを目指し移動、水門と水の流れをキーにランガンする。マッドボールのジグヘッドワッキーにチェンジしてじっくり探っていた松下に再び40UPがヒット!しかしネットに収める直前に痛恨のバラシ!

松下プロデュースのニューソフトベイトマッドボール。
利根川では40UP率が高く、デカイのが喰ってくるという強い印象を受けた。

さらに移動。本流のストレッチを流すと、嶋倉さんのスピニングにバイト!しかしスッポ抜けて「あちゃ〜…」。で、すぐにバックシートの天利さんにヒット!嶋倉さんの代わりにバッチリ釣り上げてくれました。魚のスイッチが入っていたのか?どうかわかりませんが、「ゼッタイそれさっきのバスだ」って悔しがる嶋倉さん、ハイそう思って間違いないでしょう(笑)


利根川モンスター出現!

ラストは朝イチ松下がデスアダーホッグで40cmクラスを釣ったポイント。夕まづめのフィーディングフィッシュを狙う。
松下のルアーはこれも朝と同じデスアダーホッグ4inchジューンバグの5gテキサス。岬状になった乱杭の先端をひと通り流し終えたところで、とんでもないビッグフィッシュが松下にヒット!なんと推定50UPバス!!! しかしまさかの…

これは獲っておきたかった!楽勝で45UP!バシャバシャッではなくドババババッ!!!これまでにない引きだったのに…

全員気持ちを切り替えて、リベンジに挑む。狙うは利根川モンスター。

とそのとき、嶋倉さんが大きくアワセた!

1日を映像にまとめましたので、ご覧ください。50UPのリベンジなるか?

そして上がってきたのはいぃ〜いサイズのキャットフィッシュ!きもちわるい顔してますね〜!クリーチャーですよ、クリーチャー!

しかしなんでこの状況でナマズが喰ってくるかなぁ〜?バス釣れてよぉ〜!もぉ〜全員でチーン★な感じ…(笑)。


天利さんからのコメント
松下さんとの釣行は、とても楽しく思い出に残る1日でした。今回同船釣行に応募させてもらったのは、住んでいるところが近いと言うだけで安易な気持ちだったのですが、まさか当選するとは思っていませんでした。
当日はほとんど緊張もなく、楽しく釣りが出来ました。釣果は今ひとつでしたが、松下さんとの楽しいトークで盛り上がり、あっという間の釣行でした。残念だったのは、前日に息子のバスケの応援で大声を出し過ぎて、喉が嗄れて声がほとんど出なかったことです。
印象に残っているのは、松下さんのプロ根性です。前日TBCトーナメントを戦い抜いて疲れの残る松下さんは、それでもバスを釣ろうとする直向きさと、プロガイドとしてバスを釣らせようとする優しさに感動しました。また、操船技術も勉強になりました。松下さんは当たり前のようにやってのけていましたが、ルアーを引っかけてしまってもエレキとエンジンを巧みに組み合わせて回収してくださったり、強風と強い流れの中、簡単に船をステイさせたりと、これぞプロという一面を見せていただきました。私も一昔前に種目は違いますが競技者をしていましたので、試合に勝ちたいという思いに共感しました。微力ながらこれからの松下さんの、トーナメントでの活躍を応援したいと思いました。DEPSスタッフの皆様もがんばってください!松下さん、バ・カラスにめげず利根川に来てください。応援しています。

嶋倉さんからのコメント
まずこの度はとても貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。松下さんも撮影のSさんもとても話しやすく、とても有意義な時間が過ごせました。釣り方以外の話等色々聞かせていただき、とても勉強になりました。松下さんの釣りっぷりはとても印象に残っています♪また是非機会がありましたらお二人にお会いできることを心から願っています。
本当に貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。