同船釣行2004/奥村和正

2004年度末にdepsweb members特別企画として募集させて頂きました“奥村和正ウェブメンバー同船釣行”。
想像をはるかに越える応募総数にこたえ、多忙な職務と取材スケジュールの合間を縫って7月23日、社長奥村はメンバーをこころよく愛艇に迎え、まるで“夢のような1日”をプレゼントしてくれました。
このページでは、その夢の釣行レポートをお送りします。


奥村の黒いコブラに乗船を許された幸運なメンバーは香川県の大園さん&ボーイフレンドの石井さんです。
石井さんの釣り好きが元でバス釣りを始めた大園さん。いまはドップリとハマってしまったようで、この企画に当選した時は、飛び上がるほど大喜びしたとか。
普段はおふたりで四国のフィールドに通っているそうです。“初”琵琶湖、“初”バスボート、さらにそれが奥村艇ということで、緊張しまくりの様子(笑)
奥村和正
株式会社デプス代表取締役。エポックメイキングを繰り広げる頭脳は、デリバリーを待つ製品の開発に向け奔走中。

いきなり一投目で50UPがヒット!!

この水域は恐ろしいポテンシャルを秘めている!広い琵琶湖の中で、自らが狙いを絞った激アツフィールドのそのド真ん中に、朝イチ、奥村はメンバーを案内した…そして1投目。「スタッフ:マジかよ~!」カメラは遮二無二、彼女をファインダーにとらえました。

いきなり過ぎますよ社長!
大園さんは奥村のセレクトでマットチャートのバズジェットをキャスト。その1投目に50UPがヒット!
しかしボート際で暴れ、あえなくバラシ。まだそこにいる魚に奥村がランディングネットを突っ込むが、魚は水中に消えてしまう…残念!
奥村和正がネットで魚をすくってくれるなんて!
大園さん、地団駄踏んでます(笑)
ことばも出ません…

当日の天気予報は晴れ。しかし湖上は低く重く垂れ込めた雲の下にありました。
風は微風、ユスリカが無数に寄ってきて、とてもうっとおしい。今年の夏、琵琶湖は気温が非常に高く熱中症にはご用心。天気は安定しているものの、釣果はめまぐるしく、一部のアングラーを除きかなり不安定。


とりあえずバスをキャッチ。奥村もひと安心といったところ。

時間が経過し周囲が明るくなっても空は曇ったままなので、奥村はまだトップウォーターに可能性を感じているようでした。そして石井さんのサイレントキラーに40クラスがヒット。
四国のフィールドで普段からビッグベイトを投げているという石井さん、初の琵琶湖バスをGET!


そして2度目の50UP!!

朝イチの1投目以来、水面が割れない大園さん。もどかしさを感じながらも、バズジェットを信じ黙々とキャストを繰り返す。
女性ながらスピニングよりもベイトタックルが得意なのは、四国のフィールドと石井さんの影響でしょう。
そして2度目の50UPは唐突にジャボッ!と魚体を水面から現しました!
しかしフッキングが甘かったのか、ボート際まで寄せたところで、またしてもバラシ。痛恨の極みです…。

この日、大園さんが二度の「アイタ~ッ!」を演じてしまったバズジェット・マットチャート。威力はスゴイです!そりゃぁもう社長が作ったルアーですから。

太陽がときおり顔を覗かせるようになり、気温上昇とともに奥村はトップの釣りを見切る———。
次に向かったポイントで、大園さんと石井さんにスピニングタックルを指示。ライトリグでモンスターを獲るパターンが存在するという…。
「ジグヘッドをウィードに引っ掛けて…ズルズルズル、ポン。でちょっと待つ、このときにアタリがくるからね。」という奥村の説明も、スピニングが苦手な大園さんにとって、かなりハイレベルな様子です。
とりあえずキャストがおぼつかないところがカワイイ。軽いルアーをあんまり使わない人なんだね、きっと…大園さん、デプス的(^_^)v

なんとゲストは二人ともスピニングを持って来てなかった……奥村使用のエッジマスター→大園さん・デスブロー→石井さん・ブームスラング→奥村……というわけで、サイドワインダー “スピニングシリーズ” 競演です!


エッジマスター+キンクーJHでついにGET!!

しかし、あきらめませんっ釣るまでは!隣りの釣果に焦心しつつ、大園さん、集中力は切らしませんでした。
黙々と投げ続けたキンクーに待望のヒット!
「ゆっくりな、ゆっくりやで!」奥村も心配そうです。慎重にファイト…そしてついに、大園さんの初琵琶湖バスがランディングネットに納まりました!
「よっしゃ~!!」ようやく船上に安堵感が戻りました。

爆釣劇の立役者、キンクー5inch(R.R.ジグヘッド1.7g)。カラーは#28スカッパノン・#04スモーク/シルバーフレーク・#19デッドシャッドが大活躍!
ほかにデスアダーカーリーのジグヘッドにもヒット。

このへんで緊張もほぐれてきたのではないでしょうか。
「大園さん:琵琶湖ってすごいですね〜、地元じゃこんなに釣れないもん。とにかく広い(笑)」
「奥村:琵琶湖も釣れへんよ。これだけ広くても釣れる場所とか釣り方って、限られてる。」
普段は特大サイズだけを狙ってボートを走らせる奥村も、この日はメンバーのために狙いを少しシフトさせて、琵琶湖の釣りを楽しませてくれました。厳しい取材中には見せることのない笑顔で、釣りのことや製品作りのことなど、メンバーとよもやまに語らいました…。
リズムをつかんだのか、その後は三人で次々とバスを連発!超BIGは出ないものの、楽しい釣りになったのではないでしょうか。


日も傾いてきた頃、最後に奥村はコブラのバウを北湖に向けました。琵琶湖の広さをメンバーのお二人に感じてもらうために。
「大園さん:広いね~、すごいね~」
「石井さん:ほんまやなぁ」
当日釣りをした南湖は琵琶湖のほんの一部。広大な北湖は、見渡すかぎり水平線です。沖ノ島が彼方に小さく見えました。

大園さん&石井さんよりコメント
本当に当たったの?!野池の釣りしかしらないけど、釣れるのかなぁ?!奥村社長とどんなことおしゃべりしよう。。。
当選メールが届いてから、実際に会うその瞬間まで不安と緊張と楽しみが入り混じってました。
実際会ってからは不安は無くなり、適度な緊張感を持って釣りができました。すごく嬉しかったのはBUZZJETで50UPが出たこと。自己記録を更新したこと。そして、奥村社長とおしゃべりできたこと!!コブラの速さや琵琶湖の広さにも感激しました~☆
野池の釣り方しか知らない私達を案内して、あんなに沢山のバスを釣らせてもらえるなんて思ってもいませんでした。さすがですっっ。
いつもと違った釣り方は勉強になったし、琵琶湖釣行後、自分達の釣りの幅が広がったような気がします。ぜひ、また琵琶湖に挑戦したくなりました。
こんなに楽しくて思い出に残る企画に当たって幸せ。とっても素敵な1日をありがとうございました☆
今までは漠然とdeps好き~!って感じでしたが、社長やスタッフの方々と交流でき、アットホームな雰囲気を感じてますます大好きになっちゃいました☆☆☆

素晴らしきフィールド、素晴らしきバスフィッシング。フィールドを大切に、モラルあるバサーとして、いつまでも楽しくバス釣りを続けたいものです。やっぱりみなさんも、釣りはやめられませんよね?
「また来たいな~」と大園さん。…こうして夢の1日は終わったのでした。

最後にマリーナで記念撮影。
メンバーのお二方、おつかれさまでした!社長、ありがとうございました!!