- 最大サイズ26cm
- 数2
UPDATE
ハンドルネーム | シラフ小倉 |
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サイズ | 20cm |
釣行日 | |
場所 | 十和田湖 |
ロッド | サイドワインダーTMS-622ULトラウトモデル |
ルアー | すっごいオレンジ色のスプーン |
インパクト度数 | ★★★★★ 500pt |
dpJAM 初魚種ポイント | 20pt |
- コメント
天気予報でいい感じの曇り、そして無風という情報に胸のたかまりを抑えきれず、初夏の訪れを全身で感じる為だけに私は十和田湖を訪れた。
湖に到着すると、我々を歓迎するかのよう盛大に風が吹き出し、目の前を真っ白にする霧状の雨的なやつが何処からともなくやってきた。
早春。いや、冬だ。
リゾート気分と昼食の冷やし中華だけを持ってやってきた私は、溜息混じりに湖上へと繰り出した。
前日の大雨の影響か魚探への反応も皆無。
さて、どうしたものか。
とにかくリゾート気分だけは満たしたい欲求から、湖畔に建てられたリゾートホテルの庭が僅かに覗くエリアを選択し、現実から目を背けるように草木だけを見つめるボートポジションをとった。
水深は15m。右手に握りしめたのはサイドワインダー『トラウトモデル』
トラウト系にはスプーン、カラーは昔テレビで村田基さんが十和田湖はすっごいオレンジのやつだけ持ってれば大丈夫だという言葉を信じてすっごいオレンジ。
ファーストキャスト。
15mはシャローだという謎の錯覚に囚われている私は着水と共に適当に撒き始めた。
5回か6回か7回巻いた位だろうか。
トンッ!という感覚がロッドに伝わってきた。
バイトだ。何かしら食ってきた。
残念ながらロッドがこうを描く事はなかったが、そのままのペースを維持して巻き続ける。するとどうだろう。
スプーンの後方にヒメマスが20匹位付いてきているではないか。
釣れた。これはもう流石に釣れた!
私はスプーンを巻く手を止め、運命をヒラヒラに預けた。
ヒラヒラを目の前でヒメマス達が取り合う。
競争に打ち勝った愛おしい1匹がロッドを曲げる。
ヨッシャ!ヨッシャ!と奇声をあげながらリールを巻き取る私。齢35才。
トラウトモデルに入魂する事が出来た達成感と、美しく愛おしい魚体に満足感だけが全身を包み込む。
最高だ。十和田湖は最高だ。
私は愛くるしいこの1匹に『姫マス子』と名付け、そっとライブウェルに入れた。
初夏の匂いと共に…
『姫マス子』は秒で塩焼きになった件。
- スタッフコメント
- これはあかん、素晴らし過ぎる。文豪シラフ小倉ファンである私は鼻水を垂らしながら大歓喜、我を忘れて気が付いたら★5つをクリックしていた件。
ココだけにとどめておくのがもったいなすぎるので、何かしらします(笑)
トゥイッチやちょい早巻きに反応。色々な釣り方ができるのがワカサギベイトの好きなとこです♪